毛髪のダメージの要因と解決策+今日からできるホームケアのすすめ!

前回は 髪の毛のダメージの影響と髪の毛の構造を詳しく!を解説させて頂きました。

この記事ではより具体的に普段の生活でのダメージとその解決策+お家で普段からできる事をまとめていきたいと思います!

まず普段の生活の中で受ける髪のダメージホームケアの基本を説明します!

下記1.~3.を気を付けて頂けると


「髪の広がりが収まりやすくなります」

「クセがつきにくくなります」

「枝毛が予防できます」

「艶が出やすくなります」

毎日の積み重ねが髪の状態を上げていきます!「積み重ね」大事です!ほんとに。


お家でのケアまず基礎1.


・熱いお湯に気を付ける 

油分などが”洗浄”されやすくなります。例えますと、”洗濯”と一緒です

水は温度が高い方が”洗浄力”が高くなります

”湯船に浸ける”のもタブーです”つけ置き洗い”と同じです。


・洗浄力が強いシャンプーは避ける

上記に続いて、毛が絡む→鬼コーミングになりがちです。

さっぱり感はありますが。

適度な油分は髪の防御膜です、全て落とすのはタブーです。


・半渇き、自然乾燥をしない

美容室でさんざん言われてるとは思いますが、髪は濡れているときは”ふやけて脆く”なっているだけではなく、

髪も放置乾燥で繊維が乱れて要らないクセがつきます。

キューティクルが開いた状態で乾燥(固定)される(キューティクルが傷つき、絡みやすく、毛髪内の栄養が流出しやすくなります)。


上記をしないと「広がり」、「艶が出ない」、「枝毛」等の問題が毎日進行していきます。

毎日の積み重ねなのでサロンで月一のケアなどを上回るダメージになる場合が多いです。怖いです。

乾かしすぎはまた後で解説致しますが、「オーバードライ」より怖いです。

ついでに自然乾燥で体温と湿気で雑菌の繁殖しやすくなりますので、「匂い」や色々な皮膚トラブルの温床になります。。


熱いお湯に気を付けないパターン。


ホームケア基礎2.


・ドヤイヤーのかけ方を気を付ける

一般的に毛髪は乾燥状態より濡れているときの方が「熱」にも弱いです。

乾燥状態では80℃~くらい、濡れているときは60℃~から影響が出始めます。

*濡れているときの方が「弱い」という事です!ここ大事!!

ドライヤーの口付近は100℃~ですので、乾かす際は髪から10cm以上は離して「風が手に当たっていても熱すぎない」くらいの感覚で「乾いたかな」+3~5分ドライを続けて”完全ドライ”を目指しましょう。

そして、髪の毛の形を作る結合の1種に「水素結合」があります。

「水素結合」は濡れると外れて、乾燥すると再結合します。美容師はこれを利用して仕上げで形や艶を作ってます。

つまり形をつける時はその形で「完全ドライ」を終わらせると良いです。

ああ
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-1/より引用

少しでもドライが甘いと残った水分が蒸発する時にせっかく作った結合を外して行きます。

それで、「お家出たときはよかったのに。。」とか、

ダメージで毛髪が親水性になっていると「湿気」で”水素結合”が外されて形が崩れます。


「艶」に関しても

手書きですいません。





キューティクルに逆らわず、キューティクルを寝かすように乾かせば、光が真っすぐ反射して「ツヤツヤ」になり、「栄養の流出」も抑えられます!


そして、きれいに仕上げるコツですが

最初から「形を狙って、キューティクルを閉じる」を狙わず、

最初は「8割まで気軽にわしゃわしゃドライ」から

「8~10割の間で形を作り、風を根元→毛先へ意識」して仕上げるのがコツです!


・アイロンなどに気を付ける

ドライヤーのところでも書きましたが、

「濡れている髪は弱い」です。

高熱のアイロンは必ず「完全ドライ」から始めないと簡単にダメージになります。

温度設定は120℃から150℃くらいを目安で

あまり低い温度でも「形」が付かないので何度も繰り返して「熱」を当てることによってより大きなダメージになります。

温度が高すぎると髪の毛のタンパク質が「元に戻らない変性」をしてしまいます。

つまり「手早く高温で成形」するのが理想です。

そして一度アイロンを通した所の形が甘かったら、一度別の所に移って、最初の所の温度が冷めてからまたトライする!のが良いかと思います。

アイロン自体が150℃であってもその「熱」が髪に伝わって髪が150℃に達するにはラグがあります。

それを利用して、手早く髪の熱ダメージの限界に触れないように気を付けましょう。


それと「オーバードライ」の関してですが、

実は「水分の飛ばしすぎ」もそうですが、

それよりも「熱」による「たんぱく変性」(タンパク質同士がくっついて硬くなったりする)のが「オーバードライ」の主です。

なぜなら毛髪内の水分は「脂質」や「結合水」が抱えるもので、

毛髪が吸収したり蒸発したりする水分は「自由水」と言って毛髪の保湿とはまた別の水です。

「オーバードライ(乾かしすぎ)」は

クルクルドライヤー(懐かしい)などで形のつき辛い「低温」で何度も繰り替えし「熱」を与えられ、タンパク質がダメージすることがメインです。



ノンダメージアイロンの「匠」



3.最後に「薬剤」に気を付ける

・主にパーマ剤やカラー剤に含まれる「アルカリ成分」「酸成分」と主にパーマ剤に含まれる「還元剤」によるタンパク質の変性、毛髪内部の空洞化、脂質(CMCなど)や油分(髪の防御膜)の流出について

いわゆる美容室やホームカラーなどで受ける化学ダメージですが、

厄介なのは過度な「アルカリ」「酸」「還元剤」自体だけでなく、それらにより弱った状態でお家などで

・「コーミング」<絡むのでやりがち

・「熱」<アイロン、ドライなど

等の物理ダメージで本格的にやられます。

結果

 「切れ毛」「細毛」<変なくせがでたり、まとまらず広がったりします。

 「パサパサ」「乾燥」<ダメージ毛は”親水性”に傾き、水に濡れるとテロンテロンに。

 「がさつき」「引っ掛かり」<手グシも通らず、扱うのが困難です。

のような症状が出てきます。


ホームカラーやパーマをしている場合は、「用法、容量」を守ってください。。

面倒かもしれませんが、特に放置時間は厳守です!できれば美容室が安全です。。。

美容師でも最大限に気を付けなければなりません、適正な薬剤選択と施術、アフターケアが大事です。

プラスやはりお家でのケアまず基礎1.2.」が大事になります。なにせより脆い状態ですので。。

それと毛髪に浸透した残留「アルカリ」「還元剤」等を適切に処理することが大事です。

そういった処理成分を配合したシャンプーなども市販されてます。美容室できちんとしてもらうのが一番ですが。


最後に豆知識


「アルカリ」”膨潤、柔軟化”などの作用があり、薬剤でも栄養でも硬い表面のキューティクルを柔らかく開かないと毛髪内部に”浸透”できませんし、一部成分を反応させたり、効果を上げるのに必要な”必要悪”でもあり、

トリートメント効果のあるアルカリ成分もあります。


「還元剤」は主にパーマや縮毛矯正などで、”毛髪の形を作っている結合(シスチン結合など)を「還元(外す)」する際に使用します。

その後「酸化剤」で好きな形で「酸化(固定)」します。

多くの「髪質改善」トリートメントは再結合とダメージを最小限に抑えた「微還元アイロントリートメント」が主です。

しかし、やりすぎると一度切った結合を100%再結合させるのは困難なため、結合できていないタンパク質が流出、変性し、減少することで毛髪に空洞化や、その構造を脆くするリスクがあります。

そして、「アルカリ」「還元剤」ともに毛髪内に浸透する際に、毛髪内部にある「脂質」などを溶かしてしまい、

毛髪内脂質は一度の施術でその大半を失うとされています。


「科学ダメージ」に関してはどうしても美容師側の割合が多いとは思います。

ですので”カウンセリング”などで「髪の履歴」をしつこくお伺いする事かと思いますが、どうぞ正直に面倒くさがらずお付き合い頂ければ幸いです。

頑張ってきれいにしますので、宜しくお願い致します。

関連>White Fox Hairの「髪質改善」の詳細!施術の流れ!!


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